不動産会社に依頼して行う土地の売却では、売却後に満足のいく結果が得られるかは依頼先に左右される場合があります。そのため不動産会社選びには慎重にならなくてはなりません。選び方を失敗しないために押さえておきたいポイントを解説します。

不動産会社は4つのポイントで見極める

土地の売却は必ず不動産会社を通さなければならないなどの決まりがあるわけではありませんが、全く知識のない状態で売買契約を結ぶというのは難しいところがあります。専門的な知識がないまま行い、気づかないうちに法に触れていたなどあってはならないこと。不動産の売却は不動産会社に仲介を依頼するのが一般的とされています。

しかし不動産会社に依頼したから安心だと言い切れないことも。どの不動産会社に依頼したかで結果が左右されるからです。通常土地の売却にかかる期間内で市場価格通りに売却できれば良いのですが、必要以上に時間を要した上に市場価格よりも安く売却されたとなると不動産選びは失敗です。

そのようなことを避けるためにも不動産を選ぶ際は、これまでに土地の売却の実績が十分であるか、販売活動ではどのような広告活動を行ってくれるのか、顧客に土地を探している人がいないか、売却以外で土地のベストな活用法を提案してくれるのかといった4つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

土地の売却における大手・中小のメリット

不動産会社は駅の周辺などで特に多く見かけますが、テレビCMで見かけるような大手の会社や小さな規模の個人経営の会社などさまざまです。誰もが知っている有名な会社の方が信頼できるから、大手の方が良いのではと思いがちですが、そうとは言い切れない部分も。それぞれに特化した大手・中小のメリットがあります。

大手不動産会社は大きなネットワークで買主が探せ、保証やサービスが充実しています。中小や個人経営は地域に根ざしているということもあり地域の情報に詳しく、地元の顧客と精通していたり、大手が扱わないような物件の取り扱いがあるといったメリットが。

大手・中小のメリットから選ぶのも良いですが、会社の規模は関係なく親身になってこちら側の依頼に応えてくれる不動産会社であるかも選び方では大切です。

またはじめから１社に決めるのではなく、ウェブサイトの一括査定を利用して複数社を比較すると相場や会社の良し悪しが見えてくることも。一括査定を利用する際は定評のあるサイトを選ぶと良いでしょう。

土地売却を成功に導く不動産会社

土地売却を成功させるためには、不動産会社の選び方4つのポイントをクリアしているのか確認します。さらに一括査定を利用して複数の会社を比較して自分の条件にぴったりと当てはまる会社を見つけることが大切です。